ここは、松之山温泉。
かつて湯治場として長い歴史を誇り、谷あいで肩を寄せ合う10軒の温泉旅館は、
環境保全と文化の伝承者として、未来にむけて動きはじめています。
さまざまな人との縁をいただき、
豊かな森と里山に支えられてきた食文化の魅力を引き出しています。
温泉旅館の水は、豊かな森に育まれた湧水。
その水を浄水器でさらにマイルドに、おいしく味わっていただけるようにしました。
高温で湯量豊富な温泉を資源として活用したバイナリー発電もはじまっています。
私たちは、温泉と水、そして里山の恵みを次世代へつなぐために、
できることから取り組んでいます。持続可能なエコビレッジをめざして。
山に囲まれ、雪が多く降る自然環境とともにある松之山温泉。
里山や雪を恵みとして、それらを守りながら、活かしていきます。
高温で湧出する温泉を活かした発電に取り組み、
電気を地域で使えるようになる2040年を目標に、
エネルギーを地域で自給することを目指します。